年号が変わり気分もすがすがしい日、名古屋市港区の名古屋港湾会館第1会議室にて、2019年度年次総会と第1回研修会を行いました。年次総会には75名の会員が参加し、本年度の事業計画などを審議しました。愛知善意ガイドネットワークをゼロから作り出し、強い責任感と温かく公正な心で20年もの長きに渡って導いてくださった大角理事長が退任され、笑顔が素敵な佐藤新理事長へとバトンが渡されました。愛知善意ガイドネットワークも新時代の幕開けです。(松川 記)
第1回研修会では、日本を代表する造園家であり庭園研究家の野村勘治先生をお迎えし、79名の会員が、名古屋城二の丸庭園について学びました。野村先生の講義は、日本の庭園がどのように生まれたかというお話から始まって、日本各地の名園や中国の文化史にまでお話が及び、庭園についての興味を掻き立てられました。(松川 記)
第2回研修会では、3年ぶりのトヨタ産業技術記念館の研修を行った。講師6名、参加者36人で団体扱いでチケットレスで見学した。今回は、多言語での研修を目指し、中国語6人、スペイン語2人の参加を得て、ガイドメモと,それぞれの言語で作成した資料で説明した。トヨタ産業技術記念館の女性説明員および男性説明員から、英語での説明をうまく聞き出し、講師の英語説明を加えて、理解できたと参加者は、言っていた。(笹治 記、写真提供 牧)
今にも雨が振りそうな曇天の中、名古屋城振興協会さんの指導のもと、AGGN交流会 「石垣刻紋の拓本を取ろう」 が行われました。 会員16名、会員の家族1名、外国人子供2人を含め7名、合計24名が参加しました。例年、熱中症が心配される時期で、早く墨打ちしないと紙があっという間に乾いて剥がれてくるのですが、今年は紙の乾きもゆっくりで、落ち着いて作業ができました。そのせいか、皆さんきれいに拓本がとれたようです。拓本作業の後は二の丸茶亭で、休憩しながら感想を述べ合いました。外国の方々も貴重な経験だったと喜んでくださり、中には表装して掛け軸にしてくださる方もあるので (写真の掛軸は昨年の拓本です)、今後もできるだけ続けたいなと思います。 (山田 記、 写真提供 牧、山田)
台風の影響で日程変更になった研修会を、秋晴れの心地好い天気の下で実施することができました。変更にもかかわらず、42名の方に参加していただきました。徳川園は河岸段丘の高低差を活かし、江戸時代の池泉回遊式の大名庭園(Samurai Garden)を復元して、2004年に造られた日本庭園です。参加の皆さんは5グループに分かれて、講師の案内に耳を傾けながら景色をより楽しく体感してもらえたかと思います。「山」のゾーンでは、鬱蒼としたシイの樹林を歩きながら三段になって水が落ちる大曽根の瀧を間近で見、鳥の鳴き声を聞きながら渓流に沿って散策しました。「海」のゾーンでは海に見立てた龍仙湖の周りを廻りながら湖岸の豪壮な石組を眺めたり、少し高い所にある瑞龍亭にまで足を延ばし茶庭や茶室を楽しんだりしました。
また、アンケートには、「徳川園の素晴らしさを改めて学ぶことができて、たいへん楽しく充実した研修会でした。今後、徳川園をガイドに加えたい。」という会員の声がありました。(藤井・加藤 記、牧 写真提供)
日 時 | : | 2020年2月2日(日)14:00~18:00 |
会 場 | : | 名古屋ガーデンパレスホテル |
講 師 | : | 計画痛う パネルディスカッション |
内 容 | : | これまでの愛知とこれからの愛知をみんなで考える。 |