2018年度の イベント ・ トピックス     Back    <<=2019年度

 第4回研修会  大須ガイド研修   2018年 9月 30日

大型で強い勢力の台風24号が夕方から夜にかけてこの地方に接近するという30日の午前中、今年度第4回研修会として 「下町の雰囲気を醸す大須のガイド研修」 が行われました。参加者は29名、4グループに分かれ AGGN の会員が案内、外国人ゲストはどんな店に興味を示すのか、どんな土産物を買うのか、などを紹介しながら大須商店街を散策しました。 また、昨年できた白龍モニュメントなど一見お寺には見えない派手な万松寺、大須のシンボルでもある朱塗りの大須観音、小さくて目立たないが歴史を感じさせる富士浅間神社の、三つの異なる景観の寺社を楽しみました。予定していた二つの「からくり」は雨や故障中で見学できなかったのが残念でしたが、参加者の皆さんは大須散策を楽しまれたようで、研修後のアンケートでは「参考になった」、「大須のガイドをしてみたい」との声が聞かれました。台風接近中でしたが研修中はほとんど傘を差さなくて済み、12時に解散した後、皆さん足早に帰路につかれました。 (藤井 記、写真提供 村松)



 第3回研修会  自動車製造の現場を訪ねる   2018年 8月 2日

連日40度近い猛暑の中、今年度第3回研修会が行われ、会員36名が参加しました。名鉄三河線 「土橋」 駅に集合の後、チャーターしたバスで先ずトヨタ自動車の堤工場を訪ねました。ここではプリウス、カムリなどトヨタの主要な乗用車の製造ラインが稼働しており、担当の女性ガイドの説明を聞きながら、ジャスト・イン・タイムの基本コンセプトを軸に動いているトヨタの大規模な製造ラインを見学しました。 中でも、多数の自動制御のロボットがそれぞれ違った作業を一斉に行うところなどは、まさに近未来の工場を想像させ、たいへん印象に残りました。
次にトヨタ会館に移動し、トヨタの新しい車などを見学、地下のレストランで昼食の後、長久手にあるトヨタ博物館へ移動し、欧米各国の多数の外国車の変遷などを実際に見ながら、過去から現在までの自動車の発達の歴史を学びました。 (中田 記、 写真提供 トヨタ自動車)



 交流会 名古屋城石垣刻紋の拓本取り   2018年 7月21日

7月21日(土)、AGGN交流会 「石垣刻紋の拓本を取ろう」 が行われ、 会員10名、会員の家族2名、外国人9名、合計21名が参加しました。
35度を超える猛暑日となり熱中症が心配される中、子供も6名いましたので、適宜テントで休憩したり水分補給に気をつけてもらいながら作業して、全員元気に終えることができました。
「暑い暑い」 と言いながら、やりだすと皆、夢中になります。背の高い外国人男性は、石垣の上のほうにある 扇型の刻紋の拓本に挑戦。途中、紙が剥がれて来るのですが、他のだれも手が届きません。 皆が日傘を伸ばして両側から紙を押さえ、ようやくきれいに拓本を取ることができました。 (山田 記、 写真提供 山田)



  国際絞り会議(名古屋)での活動   2018年6月27日〜29日

第11回 国際絞り会議 in Japan が6月27から7月10日まで名古屋・東京・山形で開催され、名古屋会議では国際会議場でのセミナー講演会のほか、その一環として有松・鳴海地区において6月27日から29日まで3日間にわたって33のワークショップが開催され、また名古屋市内を中心とした4つの会場での絞り展示を巡るバスツアーが行われました。AGGNは会議の実行委員会からこれらの活動への参加協力依頼を受け、ワークショップにおける通訳およびバスツアーの添乗ガイドの希望者を募集し、AGGN事務局と会議主催者側の調整を経て合計21名の会員がこれに参加しました。
ワークショップでの活動では、繊維の染色について様々な技術的あるいは化学的な知識が必要であったため、通常のガイド活動とは異なり専門的な用語などの問題で苦労されることも多く、またバスツアーの添乗ガイド活動では多国籍の大勢のゲストをまとめながら長時間にわたってアテンドするのには大変なご苦労があったのではないかと推察されます。
しかし、今回の経験を通じてAGGNの活動の幅が確実に広がったことは明らかで、今後の活動のための良い経験になったのではないかと思われます。 (中田 記)

   第11回 国際絞り会議における活動報告   




 第 2 回 研修会   2018年 6月3日

今年度第2回研修会がウイル愛知3階の大会議室で行われ、77名の会員が参加しました。講師は、名古屋城本丸御殿の障壁画の復元模写の責任者である愛知県芸術大学教授の加藤純子先生。「名古屋城本丸御殿障壁画を学ぶ」というテーマで2時間にわたってお話を伺いました。
障壁画の復元模写にあたって、用いる和紙や顔料など、当時の狩野派の絵師たちが実際に使ったものを調達し、絵を描く時の絵師たちの筆使いは勿論のこと、一つの絵を描く時の絵師たちの心情までも読み取りながら復元模写していく過程を、いろいろな障壁画を例にしながら詳しく説明され、復元された障壁画の美しい映像と共に、非常に素晴らしい内容のお話でした。(中田 記)



 第 1 回 研修会   2018年 5月13日

2018年度の年次総会に引き続いて、第1回研修会が行われました。講師は名古屋城本丸御殿整備室にお勤めであった今井啓介氏、テーマは 「本丸御殿最終公開部の見どころ」。 非常にたくさんの資料を基に、6月からいよいよ公開される上洛殿、黒木書院、湯殿などを中心に、実際の建物の作りかた、飾り金具、各部屋の天井板絵、彫刻欄間から障壁画に至るまで様々な問題について詳しく解説されました。
実際にこれら最終公開部分の再現に直接に携わった方のお話であったので、たいへんに具体的でわかりやすく、今後私たちのガイド活動の基礎知識として非常に参考となりました。 (中田 記)



 2017年度 年次総会    2017年5月14日

5月13日、2018年度の年次総会が名古屋港湾会館の第1会議室で行われ、次の議題が審議・可決されました。(中田 記)

1)2017年度 事業報告
2)2017年度 収支決算報告および監査報告
3)2018年度 事業計画
4)2018年度 収支予算
5)定款の一部改訂


 新年度のスタート   2018年 4月1日

平成 30年度(2018年度)がスタートしました。 4月1日より、名古屋城のガイドでは、定期、随時に関わらずガイドに際して新しいユニフォームを着用します。 明るい緑色のユニフォームで、これに鮮やかな黄色の会員証を胸元に付ければ、これまで以上に目立つことになりますので、AGGN のボランティア・ガイドとしての規則を守って活動し、しっかりと来訪者をご案内することで市民レベルでの国際交流を果たしていきたいと思います。 (中田 記)