第 5 回研修(9 月4日(日)13:30~15:30開催)
テーマ:「Kumamoto Castle Today」
本年度第5回研修会は、九州熊本城のボランティアガイド団体のかたにオンラインでガイドのデモンストレーションをしていただきました。
熊本城でのボランティアガイド活動状況や災害からの復興についてお話を伺いました。
私達の名古屋城ガイドの参考になることと思います。
多くの方に参加申し込み頂き有難う御座いました。
参加申し込みの際に、今までに熊本城に行かれた事があるかどうかもお知らせ頂きましたので講演会の参考にさせて頂きます。
併せて、行った回数、行った時期などもお知らせ頂きました。
震災後既に4名の方が訪問されています。
参加:講師熊本よかとこ案内人の会会員とAGGN会員
内容:Kumamoto Castle Todayと題して、現在の特別見学ルート及び天守閣(現在はガイドの同行休止中)について英語でご紹介いただきました。
オンラインガイドツアーをお聞きした後、質疑応答も行いました。
開演13:30 挨拶
・Observation Area Edition
震災後に設けられました特別見学通路に沿ってお客様をご案内するルートです。このルートの説明内容を英語にて実施して頂きました。
休憩5分
・Castle Keep Edition
現在は天主にガイドは入ることができませんが、今回天守の地階(穴蔵)から6階までの展示内容に沿って、英語にてご案内して頂きました。熊本城には大天守と小天守があり、続櫓で繋がっていますが、見学ルートは、小天守の地下(入口)→小天守及び大天守の1階→大天守の2階→大天守の3階→大天守の4階→大天守の5階→大天守の6階の順に英語にてご案内頂きました。(小天守の2階から4階は入ることができません。)
質疑応答15分
(Q)本丸の絵は狩野派が描いたものですか?
(A)そうです。
(Q)熊本城以外のガイドもしますか?
(A)主に熊本城ですが、街歩きとして市内全般のガイドも行います。水前寺公園とか城下町とかです。
(Q)待機場所には何人くらい待機していますか?
(A)9時から3時まで3人待機しています。土曜日、日曜日は4人です。その他にも定点ガイドとして2か所を4人交代でガイドしています。
(Q)帝鑑図の王昭君は、どういう方ですか?
(A)王昭君は中国の美女です。蒙古との友好のため、中国から蒙古に送られた悲劇の美女と言われています。
(Q)昭君の間は何のために作られたのですか?
(A)秀頼が命を狙われた時に、清正が秀頼をかくまう為に作られました。
(Q)小天守はどの様に使われていましたか?
(A)普段は本丸御殿に住んでいましたが、戦になると小天守に入られたようです。
感想文を少しチャットで頂きました。
(チャット)花田様、前原様、素晴らしい説明ありがとうございました。
(チャット)熊本城は素晴らしい。もう一度行きたい。
(チャット)素晴らしいオンラインガイド、ありがとうございました。10月後半に結婚40周年記念に九州の旅行を計画しています。熊本城にもおじゃましたいと思います。
(チャット)プレゼンにご尽力いただき有難う御座いました。
全員退出15:30解散
(ご担当者様のコメント)
加藤清正公は、名古屋の出身とされていますので、その点でも名古屋と熊本の繋がりを感じます。
私も名古屋城を見学させていただいた折、加藤清正の立派な銅像に感服いたしました。
熊本城への来訪者は、あくまでも私個人の感触ですが、海外のお客さんはまだまだと言ったところです。
それでも昨年よりは多いと言うほどではありませんが、時折来られているのをお見かけします。
しかし主体は、日本在住の外国人の方、技術研修で来日された方の様に思います。
(ご講演者様のコメント)
本日は大変良い機会をいただき有り難うございます。
特に私は天守を再認識する良い機会になりました。
拙い英語を聞いていただき有り難うございます。
また、今後ともKeep in touchにさせていただければと思います。
宜しくお願い致します。(くまもとよかとこ案内人の会 前原 広様)
講師:「くまもとよかとこ案内人の会」(Kumamoto SGG)会員
実施方法:Zoomを利用したオンライン講演
当日のリンク情報&事前資料は事務局から参加者にメールで配信します。
オンライン講演会では、資料の拡散防止と著作権保護の観点から録画禁止とします。そのため、今回のオンライン講演会では、AGGNのホームページに講演会の動画を掲載することができませんので、ご了解下さい。
前回の講演会で音声と画像がずれる現象が発生しました。今回そのような現象にお気付きされた場合はお知らせください。
担当理事:笹治 峻(◎)、近堂 実