名古屋城西の丸御藏城宝館
Johokan
城宝館展示のご紹介
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杉戸絵の展示
帝鑑図の展示1
帝鑑図の展示2
西の丸御倉城宝館は、西の丸にあった三番藏と四番藏の外観を再現した施設です。
パンフレットによると、「名古屋城が所蔵する「宝」と名古屋城の「情報」を紹介する施設という意味で「城宝館」と名付けました。」とのことです。
天井板絵700面など1047面の障壁画が国の重要文化財に指定されています。
それらが順に公開されると聞いています。楽しみです。
[A]城宝館概要
城宝館は、令和3年11月1日に新たな城内施設としてオープンしました。これは、かつての三番蔵と四番蔵の外観を復元した鉄筋コンクリート、一部鉄骨造りの平屋建て建築です。
南側の三番蔵内部には歴史情報ルームとミュージアムショップが有ります。北側の四番蔵内部は重要文化財・名古屋城旧本丸御殿障壁画をはじめ、戦災消失前の名古屋城の姿を克明に実測した「昭和実測図」や「旧名古屋城写真原版」など、名古屋城所蔵の貴重な文化財を保管する収蔵庫が有ります。

[B]名古屋城調査研究センター
名古屋城調査研究センターは2019年4月に発足しました。
熊本城、金沢城、姫路城にある調査研究センターと同様の施設です。
先ずは資料整理から始めるようです。
今までは、センターが無かったので名古屋城に関する基礎資料が整理されていませんでした。
整理された資料は将来的には公開されることが期待されます。
研究紀要第1号が創刊されました。一度目を通しておいて下さい。

[C]障壁画を描いた人
昭和20年の空襲で全焼した本丸御殿には、多くの襖絵が有りました。
多くの障壁画は乃木倉庫などに移されていたため、難を逃れました。
障壁画は主に貞信、探幽、杢之助らにより描かれました。
それ以外では、甚之丞が対面所の風俗図障壁画を描いたと言われています。

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