研修会活動
1999年4月の設立以来、外国人を招いての講演会、日本文化やホスピタリティーに関する 研修、語学研修、名古屋城をはじめトヨタ産業技術記念館、熱田神宮、大須、有松など、実際の観光スポットでの実地研修など、会員の資質向上のための数多くの活動を行っています。
2017年度  第5回研修会 「彦根城」 2017年 12月10日
本年度第5回目の研修会は、彦根城と安土城址へのバス研修でした。午前中は、42名の参加者が5グループに分かれ、地元のボランティアガイドの方々のご案内で、国宝彦根城と、名勝庭園玄宮園、彦根城博物館を見学しました。天守からの絶景や、建物はもちろん石垣や堀の美しさにも感動しつつ、彦根城の歴史や城郭建築などについて、たくさん学ぶことができました。
お昼は堀にかかる京橋から伸びる「夢京橋キャッスルロード」で地元の名産を活かしたランチを楽しんだ後、午後はまぼろしの城とも言われる安土城天主の5、6階部分が再現され映像も楽しめる展示館「安土城天主信長の館」と安土城址を訪れ、安土城についてのイメージを膨らませました。初冬ではありながら晴天に恵まれ、たいへん充実した研修でした。  (松川 記、写真提供 松川)
2017年度  第4回研修会 「有松ガイド研修」 2017年 10月1日
10月1日(日)、AGGN会員で通訳案内士の 堀 英子 氏 を講師にお迎えし、今年度の第4回研修会 「有松ガイド はじめの一歩・・・まずはここを紹介しよう」 と題した研修が行われました。参加者は 非会員1名を含め会員30名でした。
堀 先生 は、お住まいの岐阜で茅ヶ崎方式岐阜駅前校を主宰されるほか中日文化センターなどでも講師としてご活躍で、スピード感に溢れる研修でした。
有松という町が何故この地にできたかという歴史から始まり、有松絞りを作って販売するようになった理由や、旧東海道の街並みが残る有松の町と古い建物に工夫されている様々な防火対策、3台の山車の特徴など、たくさんのことを学びました。
そのあと、参加者は5グループに分かれ、有松天満社の例祭で大勢の人が行き交う実際の街並みを歩き、研修前半の座学で学んだ英語表現を思い出しながら、2人づつがペアーとなって互いに決められた場所で2分間ガイドし合い、この日の勉強の成果を確かめました。(中田 記)
2017年度  第3回研修会 「名古屋城 本丸御殿」 2017年 8月20日
8月20日(日)、広島大学大学院の三浦正幸教授を講師にお迎えし、今年度の第3 回研修会 「近世城郭の最高傑作、名古屋城本丸御殿を語る」 と題したお話を伺いました。参加者は 会員50名、非会員10名でした。
三浦先生は、日本の城郭建築研究の第一人者で、名古屋城が日本の他の城と比べてどのような点で優れているか、そして特に、名古屋城の本丸御殿がいかに素晴らしいかを、御殿建築の時代背景の検証を交えながら、9ページにわたる資料を基に休みなく熱く語られました。
ふだん私たちが名古屋城をガイドしていても知らなかったこと、例えば本丸御殿では武者隠しなどは実在しなかったこととか、部屋を仕切る襖の上部の壁が白塗りであったらその襖は開けてはならないとか、長押(なげし)の上の欄間が筬欄間(おさらんま)であるのは部屋に座った時に筬欄間の隙間を通して格式の高い隣の部屋の天井が見えるような工夫なのだ、などなど、たくさんの参考となる内容のお話に、2時間があっという間に過ぎ、もっと時間があったらと残念なくらいでした。(中田 記)
2017年度  第2回研修会 「白鳥庭園 英語ガイド研修」  2017年 7月15日
セミがにぎやかに鳴き始めた7月15日、名古屋市熱田区の白鳥庭園で43名の会員が参加し本 年度の第2回研修会が行われました。今回の研修会では、入会して間もない会員や、これから白鳥庭園のガイドを始めたいという会員が、講師役の会員の英語ガイドで園内を周り、その後、建物の中に入って質疑応答が行われました。
最後のまとめの中で担当理事からは、わかりやすいガイド英語とは、きちんと主語と述語を備えた英語であること、高すぎたり低すぎたりすることのない落ち着いたトーンで話すことが必要であり、また同時に、日ごろから様々なことに興味を持って自分の知識の引き出しを豊かにしておくことも大切である など、今後のガイドに役立つアドバイスをいただきました。
この日に備えて何度も現地に足を運び練習を積んでガイド役を務めてくださった講師の会員の皆様など、多くの方々の協力で良い研修会となりました。 (松川 記、写真提供 松川)
2017年度  第1回研修会 「ボランティアガイドの目指すもの」 018年 5月13日
5月14日、2017年度の第1回研修会 「ボランティアガイドの目指すもの」 が年次総会のあとに引き続きウィルあいち3階の会議室で行われました。今回の講師は AGGN理事長の 大角佳生 氏 と 理事の 山田さつき 氏、テーマは 「ボランティアガイドの目指すもの」 でした。
先ず大角理事長は、AGGNの発足から現在に至るまでの沿革の概略を年代を追って説明され、AGGNがこれまでに残してきた足跡を総括されました。愛知県の 「あいち観光ボランティアガイドの会」 は、現在55団体を擁し、ボランティアガイドの数が全国一ですが、AGGNはその中で唯一の外国語対応の団体であり、今後のますますの活動への期待を強調されました。
続いて理事の山田さつき氏から、具体的に名古屋城の定期ガイドに関する現状報告と、ガイド内容についてのコメントがあり、今年度はガイド個々人のガイドレベルの向上のため 「ステップアップ研修」 を行うというご提案について具体的な説明がありました。本年度の総会においても、年次計画としてガイドレベルの向上という方針が承認され、特に最近は新しく入会される会員の数も非常に増えているので、これらの研修によってAGGNのガイド活動がますます活発になると期待されます。 (中田 記)
2016年度  第7回研修会 「ガイド英語研修」  2017年 1月29日
少し寒さが緩んだ1月29日、AGGN ニュースレター誌上で連載中の 「Let’s Ask Gary !」 で毎回様々な英語表現を指導してくださっている人気コンビ、Tets 先生こと 中西哲彦 氏 と、Gary 先生こと カナダ出身の Gary Kirkpatrick 氏 を講師にお迎えして、「ボランティアガイドのための英語研修」 が開催されました。参加者は、会員42名と非会員5名。開催にあたって会員から寄せられた英語表現に関する質問をもとに、お二人の講師が息の合った掛け合いをはさみながらテンポよく指導してくださいました。
Gary 先生からは、文化的背景の違うゲストにどう対応するかについて、経験談に基づいたプレゼンテーションも伺い、今後のガイドの現場で活用できそうな知識や英語学習のコツをたくさん学ぶことの出来た2時間でした。 (松川 記、写真提供 北野)
2016年度  第6回研修会 「リニア・鉄道館ガイド研修」  2016年 12月18日
本年度の第6回研修会として 「リニア・鉄道館」 ガイド研修が行われました。
「リニア・鉄道館」は AGGN の研修会としては初めて取り上げた観光スポットで、講師役の7人の会員を含め40名近 くの会員が参加し、会場いっぱいに展示されている様々な車両を見て回りながら、日本の鉄道 の歴史、車両に関する技術的な進歩、また将来、2027年に東京~名古屋間の営業運転が予定されている超電導リニア新幹線の作動原理やシミュレーター乗車体験など、たくさんの新しいことを学ぶことが出来ました。(中田 記)
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