研修会活動
1999年4月の設立以来、外国人を招いての講演会、日本文化やホスピタリティーに関する 研修、語学研修、名古屋城をはじめトヨタ産業技術記念館、熱田神宮、大須、有松など、実際の観光スポットでの実地研修など、会員の資質向上のための数多くの活動を行っています。
2019年度 第2回研修会         2019年7月13日
第2回研修会では、3年ぶりのトヨタ産業技術記念館の研修を行った。
講師6名、参加者36人で団体扱いでチケットレスで見学した。
今回は、多言語での研修を目指し、中国語6人、スペイン語2人の参加を得て、ガイドメモと,それぞれの言語で作成した資料で説明した。
トヨタ産業技術記念館の女性説明員および男性説明員から、英語での説明をうまく聞き出し、講師の英語説明を加えて、理解できたと参加者は、言っていた。(笹治 記、写真提供 牧)
2019年度 第1回研修会         2019年5月12日
第1回研修会では、日本を代表する造園家であり庭園研究家の野村勘治先生をお迎えし、79名の会員が、名古屋城二の丸庭園について学びました。
野村先生の講義は、日本の庭園がどのように生まれたかというお話から始まって、日本各地の名園や中国の文化史にまでお話が及び、庭園についての興味を掻き立てられました。(松川 記)
2018年度  第4回研修会  大須ガイド研修   2018年 9月 30日
大型で強い勢力の台風24号が夕方から夜にかけてこの地方に接近するという30日の午前中、今年度第4回研修会として 「下町の雰囲気を醸す大須のガイド研修」 が行われました。
参加者は29名、4グループに分かれ AGGN の会員が案内、外国人ゲストはどんな店に興味を示すのか、どんな土産物を買うのか、などを紹介しながら大須商店街を散策しました。
また、昨年できた白龍モニュメントなど一見お寺には見えない派手な万松寺、大須のシンボルでもある朱塗りの大須観音、小さくて目立たないが歴史を感じさせる富士浅間神社の、三つの異なる景観の寺社を楽しみました。
予定していた二つの「からくり」は雨や故障中で見学できなかったのが残念でしたが、参加者の皆さんは大須散策を楽しまれたようで、研修後のアンケートでは「参考になった」、「大須のガイドをしてみたい」との声が聞かれました。
台風接近中でしたが研修中はほとんど傘を差さなくて済み、12時に解散した後、皆さん足早に帰路につかれました。 (藤井 記、写真提供 村松)
2018年度  第3回研修会  自動車製造の現場を訪ねる   2018年 8月 2日
連日40度近い猛暑の中、今年度第3回研修会が行われ、会員36名が参加しました。
名鉄三河線 「土橋」 駅に集合の後、チャーターしたバスで先ずトヨタ自動車の堤工場を訪ねました。
ここではプリウス、カムリなどトヨタの主要な乗用車の製造ラインが稼働しており、担当の女性ガイドの説明を聞きながら、ジャスト・イン・タイムの基本コンセプトを軸に動いているトヨタの大規模な製造ラインを見学しました。
中でも、多数の自動制御のロボットがそれぞれ違った作業を一斉に行うところなどは、まさに近未来の工場を想像させ、たいへん印象に残りました。
次にトヨタ会館に移動し、トヨタの新しい車などを見学、地下のレストランで昼食の後、長久手にあるトヨタ博物館へ移動し、欧米各国の多数の外国車の変遷などを実際に見ながら、過去から現在までの自動車の発達の歴史を学びました。 (中田 記、 写真提供 トヨタ自動車)
2018年度  第2回研修会   2018年 6月3日
今年度第2回研修会がウイル愛知3階の大会議室で行われ、77名の会員が参加しました。
講師は、名古屋城本丸御殿の障壁画の復元模写の責任者である愛知県芸術大学教授の加藤純子先生。「名古屋城本丸御殿障壁画を学ぶ」というテーマで2時間にわたってお話を伺いました。
障壁画の復元模写にあたって、用いる和紙や顔料など、当時の狩野派の絵師たちが実際に使ったものを調達し、絵を描く時の絵師たちの筆使いは勿論のこと、一つの絵を描く時の絵師たちの心情までも読み取りながら復元模写していく過程を、いろいろな障壁画を例にしながら詳しく説明され、復元された障壁画の美しい映像と共に、非常に素晴らしい内容のお話でした。(中田 記)
2018年度  第1回研修会   2018年 5月13日
2018年度の年次総会に引き続いて、第1回研修会が行われました。講師は名古屋城本丸御殿整備室にお勤めであった今井啓介氏、テーマは 「本丸御殿最終公開部の見どころ」。 非常にたくさんの資料を基に、6月からいよいよ公開される上洛殿、黒木書院、湯殿などを中心に、実際の建物の作りかた、飾り金具、各部屋の天井板絵、彫刻欄間から障壁画に至るまで様々な問題について詳しく解説されました。
実際にこれら最終公開部分の再現に直接に携わった方のお話であったので、たいへんに具体的でわかりやすく、今後私たちのガイド活動の基礎知識として非常に参考となりました。 (中田 記)
2017年度  第6回研修会 「語学研修」 2018年 2月4日
2月4日(日)、第6回研修会 「より英語らしい発音を身に付けるための音節ワークショップ」 が開催され、一般の参加者を含め50人を超える会員が参加し、プロセス英語会の 天満 嗣雄 先生 のお話を伺いました。
抑揚のない、ほとんど口先での発声の日本語と比べると、英語の場合は、1)もっと喉の奥の方まで音を響かせて発音する、2)アクセントを付けて強調すべき部分は、音を大きくするのではなく少し高い音程でゆっくり発音する、3)英単語は子音で終わるものが多いが、そのあとに母音で始まる単語が続く場合には“音”としての繋がりを意識して発音する、などなど、これまであまり気づかなかった英語発音上の注意点を具体的な多くの例を示して指摘され、先生の軽快な口調のお話で2時間があっという間に過ぎました。
今回の研修によって、なるべく聞き手に負担をかけない聞き取りやすい話し方でのコミュニケーションが出来るようになれば、私たちのガイド活動も一段とレベルアップするものと期待されます。(中田 記)
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