研修会活動
1999年4月の設立以来、外国人を招いての講演会、日本文化やホスピタリティーに関する 研修、語学研修、名古屋城をはじめトヨタ産業技術記念館、熱田神宮、大須、有松など、実際の観光スポットでの実地研修など、会員の資質向上のための数多くの活動を行っています。
2023年度年次総会(5月21日(日)10:00 開催予定) 
皆様:「新年度に向けて、いろいろ準備を進める時期となりました。
インバウンドの急速な回復に伴って、私たちの活動もどんどん活発になりそうです。
どうぞ新年度も、皆様の積極的なご参加とご協力をよろしくお願いいたします。」
新型コロナウイルス感染症に伴う規制がほぼ緩和され、今年の春はひと際まぶしく感じます。私たちの活動にコロナ前の日常が戻ってきました。思うように活動ができない厳しい状況の中でも変わらず愛知善意ガイドネットワークの活動を支えてくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
希望に満ちた新しい事業年度の始まりに際し、2023年度年次総会のご案内を申し上げます。当該年度の活動予定や事業予算などについて重要事項の審議を行いますので、正会員の皆様には何卒ご出席をお願いいたします。
感染症は落ち着きつつありますが、今回の年次総会も、書面議決を併用したオンライン形式(Zoom を利用)で実施いたしますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
内容:2023年度年次総会は、5月21日(日)10:00よりオンラインで開催いたします。5月初旬に総会案内(書面議決書)および討議資料をメール(メールアドレスの登録の無い方は郵送)でお送りします。必ず、指定の日時までに、事務局まで郵送またはメール添付にてご回答をお願いいたします。
実施方法:Zoomによるオンライン開催
参加方法は、(1)Zoom による参加、(2)書面議決書の提出による参加、(3)議長への委任のいずれかをお選びいただきます。詳細は後日お送りする総会案内に記載させていただきます。
定員:制限なし(AGGN会員)
案内:5月初旬~中旬にメールでお送りします。
総会案内および討議資料は、5月10日以降、ホームページからもダウンロードできます。
総会に続いて会員交流会を行います。オンライン上にはなりますが、会員同士顔を合わせて、日ごろの活動について自由な意見交換をしたいと思います。
第 1 回研修会(6 月 25 日)開催予定 
テーマ:「随時ガイドを楽しもう」
内容:随時ガイド実施までの手順とガイド経験者の体験談。
講師:AGGN 会員
実施方法:オンライン
担当理事:
2022年度講演会(2月26日(日)10:00 開催) 
テーマ:「Finland, the Happiest Country in the World?」
内容:ムーミンが住む森と湖の国であるフィンランドですが、IT先進国としても成長を続けています。現在の首相は30代のSanna Mirella Marin氏であることでも注目を集めていますね。日本に住む数少ないフィンランド人である講師から、フィンランドの歴史や日本との関係などについてお話しいただきました。
講師:Dr. Ilona Sakaguchi(名古屋工科専門職大学助手・フィンランド出身)
実施方法:Zoomによるオンライン講演会(英語によるご講演)
定員:制限なし(AGGN会員以外も参加)
申込:申込方法は、1月下旬にメールでお知らせしました。参加できなかった方は、ビデオでご覧頂けます。
International Professional University of Technology in Nagoyaで活躍
世界で一番幸せな国:フィンランド
日本で6年以上に渡り勉学、生活、お仕事に励んでいるとのことです。
第 7 回研修(12月18日(日)13:30 開催) 
テーマ:「バイリンガルアナウンサーから伝わる英語を学ぼうー聞き手を意識して自分の声を工夫しよう。」
内容:「朗読」を取りいれた音読方法により、いかに、“より伝わる英語”にするか、教えていただきました。
今回の研修会では、バイリンガルアナウンサーの青谷優子先生をお迎えして、「伝わる英語」を学びました。
日本文学を英語で紹介する講師より、「伝わる英語」についての解説、実演の後、練習をしました。練習に参加された皆様、お疲れ様でした。
1.Understanding (意図、狙い、背景などをしっかり理解する)
2.Prosody: Tone, Speed, Stress, Pause 聞き手に伝わる「音」を工夫する
3.Pronunciation-正確に声に出す=誤解を招かない、聞き手を疲れさせない
              必ず調べる(音を確認する)・練習する!
4.Marking-文節をきちんと分ける、印をつける(忘れないようにする)
5.Practice 
聞き手やその状況に沿った形で表現されること、文字以上の情報を声で表すことの重要性を改めて再確認させて頂いた研修会となりました。
いずれにしても、大切なのは、Practice、Practice、Practiceでしょうか。
(AGGN会員対象・11月初めより参加受付しました)
講師:青谷優子先生(朗読家、元NHKワールド英語アナウンサー)
実施方法:オンライン
担当理事:松川玲子(◎)、山口 真
英語で朗読リサイタルを開催しながら英語コミュニケーション講師として活躍
RODOKU3原則
PracticeそしてPractice
第 6 回研修(11月27日(日)13:30 開催) 
テーマ:「新しいガイドコースの作り方」
内容:地元ボランティアガイドならではの視点で外国人に紹介したい新しいガイドコースを考えます。おすすめのガイドスポットをご提案いただき、そのスポットに興味のある方にチームに加わっていただいてガイドコースを組み立て、研修会当日にプロモーションをしていただき有難う御座いました。
今までAGGNの研修会や随時ガイドでは取り上げたことがない、新しいガイドコースを考え、おすすめのガイドスポット案を募集頂きました。
スポット例: 有名な観光地というよりも、あまり知られていないけれど、是非、外国の方にご紹介したい場所やイベント、季節の花・買い物・食事などが楽しめる場所。留学生・企業の関係者などこの地域に「暮らしている」外国人が休日を楽しめる場所。
「こんなスポット知ってる?」、「地域の自慢」、「私の心のオアシス」など、気軽に、思いつくままにアイデアを出して頂き有難う御座いました。
ご紹介いただいた「おすすめスポット」は、
A 古川為三郎記念館
B 名古屋港防災センター
C 足助・香嵐渓
D 熱田時神宮の刀剣鍛錬
の4コースです。
そのスポットに興味のある方にもチームに加わっていただいて、コースを組み立て、研修会当日にプレゼンテーションをして頂きました。
プレゼンテーションの形式は自由で、もし資料作りが必要でしたら、担当者がお手伝いされたかも知れません。
外国の方に喜んでいただけるガイドコースの見つけ方や新しいガイドコース作りのために知っておきたいことなどを一緒に考える良い機会になった事と思います。
~下見参加の皆様お疲れ様でした~
研修会に先立ち、A、B、Cの3コースではコース提案者と共に下記日程で現地下見に行って頂きました。
A 古川為三郎記念館: 10月28日(金)13時30分現地集合 定員 5名 <締切:10/20(木)>
B 名古屋港防災センター: 10月21日(金)13時30分現地集合 定員10名 <締切:10/17(月)>
C 足助・香嵐渓: 10月19日(水) 9時30分豊田市駅集合 定員 3名 <締切:10/17(月)>
講師:AGGN 会員
実施方法:オンライン
担当理事:松川玲子(◎)、山口 真
第 5 回研修(9 月4日(日)13:30~15:30開催) 
テーマ:「Kumamoto Castle Today」
本年度第5回研修会は、九州熊本城のボランティアガイド団体のかたにオンラインでガイドのデモンストレーションをしていただきました。
熊本城でのボランティアガイド活動状況や災害からの復興についてお話を伺いました。
私達の名古屋城ガイドの参考になることと思います。
多くの方に参加申し込み頂き有難う御座いました。
参加申し込みの際に、今までに熊本城に行かれた事があるかどうかもお知らせ頂きましたので講演会の参考にさせて頂きます。
併せて、行った回数、行った時期などもお知らせ頂きました。
震災後既に4名の方が訪問されています。
参加:講師熊本よかとこ案内人の会会員とAGGN会員
内容:Kumamoto Castle Todayと題して、現在の特別見学ルート及び天守閣(現在はガイドの同行休止中)について英語でご紹介いただきました。
オンラインガイドツアーをお聞きした後、質疑応答も行いました。
開演13:30 挨拶
・Observation Area Edition
震災後に設けられました特別見学通路に沿ってお客様をご案内するルートです。このルートの説明内容を英語にて実施して頂きました。
休憩5分
・Castle Keep Edition
現在は天主にガイドは入ることができませんが、今回天守の地階(穴蔵)から6階までの展示内容に沿って、英語にてご案内して頂きました。熊本城には大天守と小天守があり、続櫓で繋がっていますが、見学ルートは、小天守の地下(入口)→小天守及び大天守の1階→大天守の2階→大天守の3階→大天守の4階→大天守の5階→大天守の6階の順に英語にてご案内頂きました。(小天守の2階から4階は入ることができません。)
質疑応答15分
(Q)本丸の絵は狩野派が描いたものですか?
(A)そうです。
(Q)熊本城以外のガイドもしますか?
(A)主に熊本城ですが、街歩きとして市内全般のガイドも行います。水前寺公園とか城下町とかです。
(Q)待機場所には何人くらい待機していますか?
(A)9時から3時まで3人待機しています。土曜日、日曜日は4人です。その他にも定点ガイドとして2か所を4人交代でガイドしています。
(Q)帝鑑図の王昭君は、どういう方ですか?
(A)王昭君は中国の美女です。蒙古との友好のため、中国から蒙古に送られた悲劇の美女と言われています。
(Q)昭君の間は何のために作られたのですか?
(A)秀頼が命を狙われた時に、清正が秀頼をかくまう為に作られました。
(Q)小天守はどの様に使われていましたか?
(A)普段は本丸御殿に住んでいましたが、戦になると小天守に入られたようです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         
感想文を少しチャットで頂きました。
(チャット)花田様、前原様、素晴らしい説明ありがとうございました。
(チャット)熊本城は素晴らしい。もう一度行きたい。
(チャット)素晴らしいオンラインガイド、ありがとうございました。10月後半に結婚40周年記念に九州の旅行を計画しています。熊本城にもおじゃましたいと思います。
(チャット)プレゼンにご尽力いただき有難う御座いました。
全員退出15:30解散
(ご担当者様のコメント)
加藤清正公は、名古屋の出身とされていますので、その点でも名古屋と熊本の繋がりを感じます。
私も名古屋城を見学させていただいた折、加藤清正の立派な銅像に感服いたしました。
熊本城への来訪者は、あくまでも私個人の感触ですが、海外のお客さんはまだまだと言ったところです。
それでも昨年よりは多いと言うほどではありませんが、時折来られているのをお見かけします。
しかし主体は、日本在住の外国人の方、技術研修で来日された方の様に思います。
(ご講演者様のコメント)
本日は大変良い機会をいただき有り難うございます。
特に私は天守を再認識する良い機会になりました。
拙い英語を聞いていただき有り難うございます。
また、今後ともKeep in touchにさせていただければと思います。
宜しくお願い致します。(くまもとよかとこ案内人の会 前原 広様)
講師:「くまもとよかとこ案内人の会」(Kumamoto SGG)会員
実施方法:Zoomを利用したオンライン講演
    当日のリンク情報&事前資料は事務局から参加者にメールで配信します。
    オンライン講演会では、資料の拡散防止と著作権保護の観点から録画禁止とします。そのため、今回のオンライン講演会では、AGGNのホームページに講演会の動画を掲載することができませんので、ご了解下さい。
    前回の講演会で音声と画像がずれる現象が発生しました。今回そのような現象にお気付きされた場合はお知らせください。
担当理事:笹治 峻(◎)、近堂 実
熊本城天守
奇跡の一本柱
復旧中の熊本城
第 4 回研修会(7 月23日開催) 
テーマ:「障壁画における日本と世界」名古屋城本丸御殿を中心に。
第 4 回研修会がオンラインで開催されました。
内容:名古屋城障壁画の専門家である講師より日本画の基本的知識を学びました。
私たちが日本画を鑑賞する時は、四季折々の花鳥風月をあるがままに美しいと感じ、伝統的な描写方法もそれが日本特有の美であると受け入れていますが、洋画を見慣れたゲストがその美しさや絵画から受ける印象は一般的な日本人の美意識とどのように違うのでしょうか。
講演会では障壁画の第一人者朝日学芸員から、日本画と世界の絵画について描写手法の違いや類似点などを教えていただき、広い視点からわかりやすい説明ができるように学びました。
講演は約1時間、質疑応答30分程度で、詳細情報も教えて頂きました。
「質疑応答」
(Q)入室する時は座って見る方が良いでしょうか?
(A)状況により難しい場合もありますが、出来れば座って見るほうが良いでしょう。
(Q)上洛殿は奥に行くと暗くなりますね?
(A)2枚の舞良戸の間には明かり障子が有り、明り取りが出来ます。
(Q)上洛殿の長押の上に、蒔絵と金具が有りますが?
(A)何故そうなっているかは、よく分かっていません。
(Q)上洛殿の長押の上の絵にはテーマが有りますか?
(A)長押の下の絵と連携しています。
(Q)被災前にどんな物を、何処へ、誰が移動しましたか?
(A)外せるものは出来るだけ外し、大きいものは乃木倉庫へ、小さいものは東南隅櫓へ、名古屋城事務所の方により移動されました。
寄せられました声の一部です。
(皆様の声1)襖の開け閉めによって光景が変わるというのは大変面白いと思いました。絵師の方はそこまで考えて描いていらっしゃるのですね。
(皆様の声2)襖の絵が繋がっていること、そして隣の部屋との兼ね合いなど今まで知らなかったことを学ぶことができました。
(皆様の声3)襖絵の大きな構図がより把握できました。細かい疑問がいろいろ解決しました。
(皆様の声4)とても興味深く拝聴いたしました。ますます名古屋城に魅力を感じます。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
講師:名古屋城調査研究センター学芸員 朝日美砂子氏
   名古屋市博物館、名古屋城、名古屋市秀吉清正記念館を経て、現在は名古屋城調査研究センターで重要文化財本丸御殿障壁画の調査研究等に従事。
実施方法:オンライン
    当日のリンク情報&事前資料は事務局から参加者にメールで配信しています。
    オンライン講演会では、資料の拡散防止と著作権保護の観点から録画禁止とします。そのため、今回のオンライン講演会では、AGGNのホームページに講演会の動画を掲載することができませんので、ご了解下さい。
担当理事:鶯巣すみ子(◎)、松川玲子
第 3 回研修会(7 月17日開催) 
テーマ:「名古屋城を歩こう、思い出そう、ともに学ぼう!」
あいにくの小雨模様でしたが、第3回研修会が実施されました。
梅雨が明けたと思ったら、台風の影響で毎日雨の日が続いています。
いよいよ外国人旅行者の入国も始まり、現地での研修会が始まりました。
久しぶりにみんなで現地を歩き、今までの知識を確認するとともにガイド休止中にわかってきた新知見を共有しました。
参加の皆様には最終の資料を添付致しました。
内容:ガイド再開のために、現地を歩いて名古屋城の“今”を自分の目で確認する
新しいトピックス(その1)家康は何処から春姫の嫁入り道中を見たのでしょうか?
新しいトピックス(その2)内堀に水が無いのは、天守の石垣を守るため?
新しいトピックス(その3)加藤清正が3か月で作ったのは何処から何処まで?
新しいトピックス(その4)家康の命令により清正を始め20名の外様大名が石垣工事に当たった公儀普請/天下普請は、家康や幕府への忠誠心を試すねらいが有ったのか?
ご都合によりご参加頂けなかった皆様には機会を見つけて情報共有をさせて頂きたいと思います。
雨も上がり、新しいトピックスを確認し、今までのガイド内容を見直しながらの研修となりました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
現在上部メニュー「ドキュメント」に有る、名古屋城資料について下記点等を見直し、名古屋城ガイドの資料(2022)改訂しました。
1,資料を読みやすくするために絵や図を入れてみる。
2,新知見を4か所入れる。
3,「2021年11月、西の丸御蔵城宝館がオープンしました。」をP 1に付け加える。等々ーーー。
出来ましたので、「ドキュメント」に登録しました。
上のメニューから、「ドキュメント」へ入っていただくと、掲載されています。「各種ドキュメント」ー「[2]有効な活動のためのガイド資料」ー「名古屋城ガイド」ー「 2022年版資料(日)」の順にクリックして下さい。
講師:AGGN 会員
実施方法:現地研修
担当理事:藤井洋子(◎)、山田さつき
久しぶりの二之丸庭園です。
座り込んでの熱い議論が有りました
E-Teamという名前のC-Team(Chinese Team)です。
2017年度  第6回研修会 「語学研修」 2018年 2月4日
2月4日(日)、第6回研修会 「より英語らしい発音を身に付けるための音節ワークショップ」 が開催され、一般の参加者を含め50人を超える会員が参加し、プロセス英語会の 天満 嗣雄 先生 のお話を伺いました。
抑揚のない、ほとんど口先での発声の日本語と比べると、英語の場合は、1)もっと喉の奥の方まで音を響かせて発音する、2)アクセントを付けて強調すべき部分は、音を大きくするのではなく少し高い音程でゆっくり発音する、3)英単語は子音で終わるものが多いが、そのあとに母音で始まる単語が続く場合には“音”としての繋がりを意識して発音する、などなど、これまであまり気づかなかった英語発音上の注意点を具体的な多くの例を示して指摘され、先生の軽快な口調のお話で2時間があっという間に過ぎました。
今回の研修によって、なるべく聞き手に負担をかけない聞き取りやすい話し方でのコミュニケーションが出来るようになれば、私たちのガイド活動も一段とレベルアップするものと期待されます。(中田 記)
2017年度  第5回研修会 「彦根城」 2017年 12月10日
本年度第5回目の研修会は、彦根城と安土城址へのバス研修でした。午前中は、42名の参加者が5グループに分かれ、地元のボランティアガイドの方々のご案内で、国宝彦根城と、名勝庭園玄宮園、彦根城博物館を見学しました。天守からの絶景や、建物はもちろん石垣や堀の美しさにも感動しつつ、彦根城の歴史や城郭建築などについて、たくさん学ぶことができました。
お昼は堀にかかる京橋から伸びる「夢京橋キャッスルロード」で地元の名産を活かしたランチを楽しんだ後、午後はまぼろしの城とも言われる安土城天主の5、6階部分が再現され映像も楽しめる展示館「安土城天主信長の館」と安土城址を訪れ、安土城についてのイメージを膨らませました。初冬ではありながら晴天に恵まれ、たいへん充実した研修でした。  (松川 記、写真提供 松川)
2017年度  第4回研修会 「有松ガイド研修」 2017年 10月1日
10月1日(日)、AGGN会員で通訳案内士の 堀 英子 氏 を講師にお迎えし、今年度の第4回研修会 「有松ガイド はじめの一歩・・・まずはここを紹介しよう」 と題した研修が行われました。参加者は 非会員1名を含め会員30名でした。
堀 先生 は、お住まいの岐阜で茅ヶ崎方式岐阜駅前校を主宰されるほか中日文化センターなどでも講師としてご活躍で、スピード感に溢れる研修でした。
有松という町が何故この地にできたかという歴史から始まり、有松絞りを作って販売するようになった理由や、旧東海道の街並みが残る有松の町と古い建物に工夫されている様々な防火対策、3台の山車の特徴など、たくさんのことを学びました。
そのあと、参加者は5グループに分かれ、有松天満社の例祭で大勢の人が行き交う実際の街並みを歩き、研修前半の座学で学んだ英語表現を思い出しながら、2人づつがペアーとなって互いに決められた場所で2分間ガイドし合い、この日の勉強の成果を確かめました。(中田 記)
2017年度  第3回研修会 「名古屋城 本丸御殿」 2017年 8月20日
8月20日(日)、広島大学大学院の三浦正幸教授を講師にお迎えし、今年度の第3 回研修会 「近世城郭の最高傑作、名古屋城本丸御殿を語る」 と題したお話を伺いました。参加者は 会員50名、非会員10名でした。
三浦先生は、日本の城郭建築研究の第一人者で、名古屋城が日本の他の城と比べてどのような点で優れているか、そして特に、名古屋城の本丸御殿がいかに素晴らしいかを、御殿建築の時代背景の検証を交えながら、9ページにわたる資料を基に休みなく熱く語られました。
ふだん私たちが名古屋城をガイドしていても知らなかったこと、例えば本丸御殿では武者隠しなどは実在しなかったこととか、部屋を仕切る襖の上部の壁が白塗りであったらその襖は開けてはならないとか、長押(なげし)の上の欄間が筬欄間(おさらんま)であるのは部屋に座った時に筬欄間の隙間を通して格式の高い隣の部屋の天井が見えるような工夫なのだ、などなど、たくさんの参考となる内容のお話に、2時間があっという間に過ぎ、もっと時間があったらと残念なくらいでした。(中田 記)
2017年度  第2回研修会 「白鳥庭園 英語ガイド研修」  2017年 7月15日
セミがにぎやかに鳴き始めた7月15日、名古屋市熱田区の白鳥庭園で43名の会員が参加し本 年度の第2回研修会が行われました。今回の研修会では、入会して間もない会員や、これから白鳥庭園のガイドを始めたいという会員が、講師役の会員の英語ガイドで園内を周り、その後、建物の中に入って質疑応答が行われました。
最後のまとめの中で担当理事からは、わかりやすいガイド英語とは、きちんと主語と述語を備えた英語であること、高すぎたり低すぎたりすることのない落ち着いたトーンで話すことが必要であり、また同時に、日ごろから様々なことに興味を持って自分の知識の引き出しを豊かにしておくことも大切である など、今後のガイドに役立つアドバイスをいただきました。
この日に備えて何度も現地に足を運び練習を積んでガイド役を務めてくださった講師の会員の皆様など、多くの方々の協力で良い研修会となりました。 (松川 記、写真提供 松川)
2017年度  第1回研修会 「ボランティアガイドの目指すもの」 018年 5月13日
5月14日、2017年度の第1回研修会 「ボランティアガイドの目指すもの」 が年次総会のあとに引き続きウィルあいち3階の会議室で行われました。今回の講師は AGGN理事長の 大角佳生 氏 と 理事の 山田さつき 氏、テーマは 「ボランティアガイドの目指すもの」 でした。
先ず大角理事長は、AGGNの発足から現在に至るまでの沿革の概略を年代を追って説明され、AGGNがこれまでに残してきた足跡を総括されました。愛知県の 「あいち観光ボランティアガイドの会」 は、現在55団体を擁し、ボランティアガイドの数が全国一ですが、AGGNはその中で唯一の外国語対応の団体であり、今後のますますの活動への期待を強調されました。
続いて理事の山田さつき氏から、具体的に名古屋城の定期ガイドに関する現状報告と、ガイド内容についてのコメントがあり、今年度はガイド個々人のガイドレベルの向上のため 「ステップアップ研修」 を行うというご提案について具体的な説明がありました。本年度の総会においても、年次計画としてガイドレベルの向上という方針が承認され、特に最近は新しく入会される会員の数も非常に増えているので、これらの研修によってAGGNのガイド活動がますます活発になると期待されます。 (中田 記)
2016年度  第7回研修会 「ガイド英語研修」  2017年 1月29日
少し寒さが緩んだ1月29日、AGGN ニュースレター誌上で連載中の 「Let’s Ask Gary !」 で毎回様々な英語表現を指導してくださっている人気コンビ、Tets 先生こと 中西哲彦 氏 と、Gary 先生こと カナダ出身の Gary Kirkpatrick 氏 を講師にお迎えして、「ボランティアガイドのための英語研修」 が開催されました。参加者は、会員42名と非会員5名。開催にあたって会員から寄せられた英語表現に関する質問をもとに、お二人の講師が息の合った掛け合いをはさみながらテンポよく指導してくださいました。
Gary 先生からは、文化的背景の違うゲストにどう対応するかについて、経験談に基づいたプレゼンテーションも伺い、今後のガイドの現場で活用できそうな知識や英語学習のコツをたくさん学ぶことの出来た2時間でした。 (松川 記、写真提供 北野)
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